21世紀のサルサシーンを担う若きスター、マイケルスチュアート。
97年、衝撃のデビューアルバムCuentos de la Vecindadが見事ゴールドディスクを獲得し、現在は2ndアルバムRetratosからのシングルカットNin~a Bellaが大ヒット中。ソウルやレゲエ、ヒップホップ感覚を盛り込んだ新世代サルサの、今まさに旬のアーティストだ。今回はNew Yorkから12人編成のオルケスタを引き連れての初来日となる。これは、全サルサファンにとって、見逃せないイベントとなることは間違いない。
サルサジャパンは、このコンサートツアーを応援しています。
【日程】
日程 |
場所 |
開場 |
開演 |
料金 |
問い合わせ |
3.7 SUN |
広島BEST HALL (082-567-8000) |
16:30 |
18:00 |
前売 \3,500 |
(財)広島平和文化センター/ラテン・フィエスタ実行委員会: |
3.9 TUE |
大阪BANANA HALL |
19:00 |
20:00 |
前売 \5,250 |
Che'vere: |
3.10 WED |
名古屋 |
19:00 |
20:00 |
前売 \4,000 |
Bottom Line: |
3.11 THU |
福岡 |
19:00 |
19:30 |
前売 \5,250 |
SABOR: |
3.13 SAT |
東京 |
19:00 |
19:30 |
前売 \5,250 |
UNO INC.: |
主催:RAFI CREATIONS 協賛:"BACARDI RUM" BB&R JAPAN
チケット取り扱い:チケットぴあ、ローソンチケットにて、発売中!
その他、東京公演チケットについては、都内各サルサバー、サルサダンス教室にて発売中!(一部扱っていないところがあります。)
マイケル・スチュアートについて
1975年1月13日のニューヨーク生まれの24歳。7歳の時にニューヨークからプエルトリコへ移り住んだプエルトリカンだ。叔父がパーカッショニストだった影響で、幼い頃からラテン音楽は身近だったという。その後、ロックやヒップホップを聴いて育った彼は、ドミンゴ・キニョネスの歌を聴いたのをきっかけにサルサに傾倒していく。そして、この素晴らしい歌手が誕生したのだ。
彼のサウンドは、マーク・アンソニーや3-2ゲット・ファンキー、DLGに連なる、まさに今のサルサだ。ロック、ソウル、ゴスペル、レゲエ、ヒップホップ、ラップ等々、様々なスパイスの利いた活き活きしたサウンドに乗せて、ロマンチックな歌を、アイドル的風貌から想像できないほど素晴らしい歌唱力で歌う。だれもが踊り出さずにはいられない、そんなサルサだ。
今回の初来日ツアーでは、12人のオルケスタを従え、東京、大阪、広島、福岡、名古屋の5公演を行う。
〜CDの紹介〜
Michael Stuart (原題Cuentos de la Vecindad) (Bad News Records BNCY-24 日本盤)
ゴールドディスクを獲得した97年のデビュー盤。とてもサルサとは思えないBボーイ風の写真から想像されるように、1曲目冒頭からいきなりエレキ・ギターで始まるサウンドはかなりヒップ。ロック風、ラガ風、フラメンコ風と、アルバム全体を通じてサウンドはかなり多彩。2曲目はスペイン語ロックのマナの曲で、彼の尊敬する歌手、ドミンゴ・キニョネスとのデュエットが聴ける。また、3-2ゲットファンキーのビンボーが参加している6曲目ではマイケルジャクソンの曲をサルサレゲエに仕上げている。もちろんラブソングが多いのだが、5曲目や7曲目では社会的なメッセージを込めた歌詞が歌われているのも興味深い。
Retratos (RMM RMD 82267 輸入盤)
98年に発表されたセカンドアルバム。アポロキャップの前作から一転スキンヘッドになってびっくり。来日も多分この姿だとか。
全体に、前作を更に押し進めたダンサブルでエレクトリックなサウンド。現在ヒット中の1曲目はまさに踊るためにあるラブソングだ。そして、スローに始まり、一転アグレッシブに展開する2曲目では彼のこまやかな表現力が冴えている。
前作同様、多様な音楽性もまた、このアルバムの魅力だ。イタリアンポップスを代表するアーティスト、エロス・ラマゾッティの曲をサルサにアレンジした7曲目には、ロック、ソウルが巧妙にミックスされているし、8曲目はジャジー・トロピカル・バラードとでも言うべきサウンド。また、6曲目にはプエルトリコの伝統的なリズムが織り込まれている。どんな好みのリスナーをも魅了するダンサブルなサルサが、このアルバムには詰まっている。
ちなみに、シングルカットの1曲目「ニーニャ・ベラ」は、1月末現在、ビルボード・ラテン・チャートの20位以内にランク・インが10週を越えている。
その他、ちょっと古いが月刊ラティーナ97年4月号に彼のインタビューが2ページに亘って掲載されているほか、ヴィデオ"Southern Wave Vol.1: New York Latin Groove"(Fuji-TV / Bad News BNVY-1)にて彼のライブシーンを見ることができる。