映画「サルサ!」"主演"で話題騒然の“キューバの情熱山脈”
キューバ音楽の世界的ブームの中、ついに真打ち登場!

KIRIN LAGER CLUB Presents
シエラ・マエストラ SIERRA MAESTRA 

プロフィール メンバー サウンド 東京公演 大阪公演 映画「サルサ!」   SalsaJapan


プロフィール


“シエラ・マエストラ”とは「師の山」という意味で、キューバ東部の山脈の中でも標高1,980mを誇る最高峰の山の名前だ。キューバ国民にとっては1959年に革命の狼煙を上げた歴史的、かつシンボリックな山であり、1976年、そんな名前をグループ名としてまだ学生だった彼等9名はキューバの伝統音楽“ソン”を愛好するアマチュア・グループとして演奏活動を開始した。

“ソン”はスペイン経由の音楽とアフリカ経由の音楽を最も自然な形で混血させた優雅なダンス音楽で、20年代にキューバで誕生したものだ。以後、世界的に流行したルンバやマンボはもちろん、60年代後半から70年代にニューヨークで爆発したサルサに至るまで、ラテン音楽のすべてがこの“ソン”をベースに発展してきたと言われている。
ところが70年代、キューバの若手ミュージシャンで伝統的な“ソン”を演奏する者はほとんどいなかった。そんな中、彼らなりの理想を掲げ、伝統的なスタイルを踏襲しながらも若々しくシャープな感覚も備えたシエラ・マエストラの演奏は、ソンから離れかけていたキューバの人々の心を徐々に捕らえていく。81年にはついにデビュー・アルバムを発表するに到り、同時にキューバの若者たちの間でソン回帰熱が高まったという。

その後「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」や「アフロ・キューバン・オール・スターズ」のヒットに象徴されるように、90年代後半はさながら世界的な「ソン復興ブーム」だが、一貫してソンにこだわり、オールド・キューバンの豊かな伝統を自分達なりに、時には革新的に表現してきたグループはシエラ・マエストラをおいて他にない。その意味では彼等こそ、昨今のオールド・キューバン復興ムードの立役者であり、ソンという原点への回帰を周囲の流行に関わらず実践してきた伝統の継承者と言えるのではないか。

また、フランスで製作され今年欧州を中心に大ヒットを記録した映画「サルサ!」では、ジョイス・ブニュエル監督たっての希望でシエラ・マエストラが音楽を担当、メンバー9名中5名がバンド・メンバー役として出演した。ファンタジックなラブロマンスであるこの映画では、まさしくシエラ・マエストラの音楽が最大の魅力となっており、「全員が大満足した仕事だった」とリーダーのアレハンドロ・スアレスは語っている。

97年、「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」や「アフロ・キューバン・オール・スターズ」で中心的な役割を果たしたファン・デ・マルコス・ゴンザレスが長年演奏してきたシエラ・マエストラを離れた時、トレス奏者の後任として新しく加わったのがエミリオ・ラモスだ。現在エミリオは32歳、キューバ国内でシエラ・マエストラがソン回帰熱を巻き起こした時、彼はまだ12歳くらいの子どもだった事になる。

シエラ・マエストラはキューバの伝統音楽を世界に広めただけでなく、実はその前にキューバ国内で伝統音楽の価値を復権していた訳で、その事こそが彼らの真の価値を物語っている。エミリオ・ラモスのような若い世代が入ってきて、かつ世界的にその演奏が評価されたことは、オールド・キューバンを演奏することの意味を常に考え続けてきただろうシエラ・マエストラにとって、特別な感慨があるに違いない、と思う。

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来日メンバー


アレハンドロ・スアレス
(Vocal&Claves)
エドゥアルド・イメリー
(Bass)
エドゥアルド・リコ
(Congas&Bongos)
カルロス・ピュアソー
(Guiro)
アルベルト “ビルヒリオ”バルデス
(Vocals&Maracas)
ルイス・バルサガ
(Vocals&Claves)
ホセ・アントニオ “マセオ” ロドリゲス
(Vocals&Guitar)
エミリオ・ラモス
(Tres & Vocals)
オスレン・セバージョ
(Trumpet)
   
*メンバーは変更になる可能性があります。

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サウンド

準備中

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東京公演


2001年1月15日(月)、16日(火)
18:00開場 19:00開演(両日とも)
SHIBUYA‐AX(アックス)*2000年12月オープン、代々木公園敷地内
S指定席¥8,000 スタンディング¥6,000(税込・当日券\500UP)

一般チケット発売:  2000年11月2日(木)

チケット前売: チケットぴあ    03-5237-9999(Pコード:117-334)
e+(イープラス) http:/eee.eplus.co.jp/ 03-5479-9911
ローソンチケット  03-3569-9900(Lコード:33820)
JCBチケットセンター 0422-48-9999
       CNプレイガイド  03-5802-9999
カンバセーション  03-5280-9996

主催:J−WAVE、SHIBUYA‐AX
後援:キューバ大使館
協賛:キリンビール株式会社
協力:ユニバーサルミュージック、ワーナーミュージック・ジャパン、キネティック
企画制作:conversation
お問合せ:カンバセーション 03-5280‐9996

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大阪公演


2001年1月17日(水)
18:00開場 19:00開演
UMEDA HEAT BEAT
オール・スタンディング\6,300(税込)

チケット発売: 2000年11月18日(土)

チケット前売り: チケットぴあ  06-6363-9999
ローソンチケット  06-6387-1900
CNプレイガイド  06-6776-1199
e+(イープラス) http://eee.eplus.co.jp/

主催:朝日放送、FM802
企画制作:conversation
お問合せ:キョードー大阪 06-6233-8888
総合/資料お問合せ: カンバセーション 03-3233-1933

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